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ジャケット表
CD『岸和田八木だんじり祭 鳴物十三ヶ町 宮入り 上・下巻』
(二枚組・詳細解説書付)』
4800円(税込)

購入
録音から丸二年・お待たせしました。 発売中
製作総指揮 民の謡・森田玲
録音・SLN、RFA
マスタリング SLN
意匠 
六覺千手
協力・八木祭礼年番 各町青年団 夜疑神社 久米田寺 久米田池郷 岸和田だんじり会館
● 五十時間以上の録音の中から最高の鳴物を選び抜く。
● 写真・図表を用いた六十二頁にわたる詳細解説書付。
● バチさばきと指使い、地車のコマ音、ケヤキの匂いまでもを捉えた、
  他の追随を許さない最高の音質と空間性。
● 祭礼当日の音風景を忠実に再現。今まで気付かなかった、鳴物の真の魅力をここに収録。
収録時間 58トラック 146分38秒



『邦楽ジャーナル2004年12月号』CDレビュー(渡部晋也氏)
背帯
 笛・太鼓・鉦 わが国伝統の楽器が織りなす旋律を耳にすると、心が浮き立つ。遺伝子に組み込まれた日本人としての魂が揺さぶられるからだ。
祭囃子こそ、日本の民俗音楽である。
全国各地、それぞれの地域で、生活や風土に根ざしたさまざまな祭が伝承される。
岸和田・八木地域のだんじり祭にも、ここで暮らした人々が何代にもわたり、長い年月をかけて培ってきた気質や誇り、
そして情熱がぎっしりと詰め込まれている。このCDから、地域住民のアイデンティティが凄まじい勢いで溢れ出してくる。


北川央(大阪城天守閣主任学芸員)


 
視聴はこちらから

解説書「序」より
泉州音百景
 「民の謡(たみのうた)」は、大阪府・泉州地域に関わる後世に伝えたい音風景を、その継承・発展に貢献することを目的として、さまざまな方法で紹介する。
 CD『岸和田 八木だんじり祭  鳴物十三ヶ町』は、「資料性」と「鑑賞性」を両立させ、当地の地車(だんじり)関係者のみならず、各地の祭礼関係者や、民俗音楽に興味を持つ方々をも対象とし、幅広い要求に応え得る作品を目指した。
 
 「祭礼当日録音」という語句から受ける印象は如何なるものであろうか。見物人のざわめき、あちこちで鳴る笛や太鼓、交通整理の声等、資料用CDとしては必要な音であっても、それを鑑賞用CDとして再生した場合には、雑然として聴き心地が悪いと想像する方も多いのではないだろうか。
 ところが、その予想に反して、だんじり祭の音風景は、早朝の「曳き出し」から「宮入り」「行基参り」、夜の「灯入れ曳行」「しまい太鼓」と、二日間途切れることなく繰り広げられる、大長編の芸術的民俗音楽であった。

 地車曳行には、子供から大人まで何百人もの人々が関わる。地車から囃される笛・太鼓・鉦の音、小中学生・青年団・後梃子の掛け声、大工方の団扇、コマと地面との接触音、さらに、その一部始終を見つめる見物人の歓声。これらのすべての音は、地車の動きに支配され、有機的な繋がりを持って発せられる。何百何千の人々の想いが同じ方向を向いた時、そこから生み出される音の数々が一つの「音楽」を形成したことは、必然であると言えよう。だんじり祭未経験の方は、まずは「音楽」を聴くつもりで再生していただきたい。

 「資料性」と「鑑賞性」を両立させるための選曲・編集作業は、自身が祭礼に関わってきた経験と篠笛奏者としての経験から、比較的順調に進めることができた。しかし、粒のある大太鼓の胴鳴り、笛の指打ち、青年団の掛け声等、だんじり祭を構成するあらゆる音を、同時に理想的な音色で再現することは、相当の困難を極めた。この点に関しては、音声担当の中田宏氏と協議を重ね、最終的に「ケヤキが匂う」音に仕上げることができた。地車の精細な彫物を凝視するかのように、細部まで耳を凝らして聴いていただきたい。また、音源情報を補完するための意匠と写真には、六覺千手氏の手が大きく活きている。

 さらに、中村允之氏(平成十四年度八木祭礼年番・年番長)、塚本浩司氏(平成十四年度八木連合青年団・団長)には、各町祭礼関係者との調整、貴重な助言等、言葉では言い尽くせない協力を賜った。加えて、平成十四年、十五年、十六年度の八木祭礼年番をはじめ、各町青年団、祭礼関係者、夜疑神社、久米田寺、久米田池郷、岸和田だんじり会館の方々には、解説書作成のための多くの情報をいただいた。心からお礼を申し上げたい。

 私は、遠音のさす艶のある歯切れの良い笛を奏すために、身体の底から深く太い息を押し出すことを心掛けている。唇はその流れを整える役割に過ぎない。今回、このCDの制作にあたって、整え切れない程、深く、太く、勢いのある祭に対する地域の人々の想いが集まった。後は、どこまで遠音のさす作品に仕上がったか、これからの鳴物を見守りたい。

 
目次 ページ数
●平成十四年度八木祭礼年番 年番長挨拶 01
●序 02
●企画・編集方針 03
●目次 04
●推奨再生環境-CD『鳴物十三ヶ町』の楽しみ方 05
 

 
●岸和田のだんじり 06
●八木地車郷-強固な地域共同体 08
●夜疑神社 ●久米田寺 12
●水利共同体・久米田池郷 13
●祭礼組織とその役割 14
●彫物 ●やりまわし 16
 

 
●鳴物
鳴物の役割と魅力 17
使用楽器とその配置 18
小太鼓・鉦による拍子の種類 19
「並あし打ち」と「均等打ち」 20
拍子の切り替え 21
旋律の伝達方法案 22
大太鼓の旋律 23
七五三 25
笛の運指と奏法 27
「極細七番管による笛の旋律の変化 28
笛の旋律と二管の掛け合い 29
「鳴き笛」と「巻き舌」 30
鳴物の担い手 31
しまい太鼓 32
往古の鳴物 33
●町別鳴物寸法及び購入先一覧 35


●当日録音解説
上巻 曳き出し 36
上巻 宮入 42
下巻 宮入 48
下巻 各町御披露目曳行 50
下巻 午後曳行 51
下巻 灯入れ曳行 56
下巻 小屋前練習風景 59
●八木全図 60
●参考文献 61

解説書見本(赤枠のページは拡大することができます)


04 03 02 01 表紙
09 08 07 06 05
14 13 12 11 10
19 18 17 16 15
24 23 22 21 20
29 28 27 26 25
34 33 32 31 30
39 38 37 36 35
44 43 42 41 40
49 48 47 46 45
54 53 52 51 50
59 58 57 56 55
民の謡紹介二 民の謡紹介一 61 60
裏表紙
解説書等訂正情報

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岸和田だんじり祭
の笛

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森田玲・立会いも可
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1万6千円より
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