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『練習用篠笛譜 其の弐』表紙、中身とも和紙で和綴じです。
祭囃子、神楽囃子、長唄等、篠笛の楽器特性に合った曲を収録しました。数字譜とともに、その曲
の説明と演奏上の注意点を詳細に記述しております。「岸和田だんじり祭」「淡輪盆踊り囃子・唄」「伊
勢大神楽」は、これまで録音資料が乏しかったので、この機会にこの魅力的な旋律をお伝えできれば
と思います。これらの曲を練習することにより、篠笛の特性が自然と身に付き、各自が練習している曲
にも応用が利くはずです。
後半部分は、実際に行き詰ったときに役立つ情報を挿絵を用いて多く記載しました。これらは、民の謡
での個人稽古、岸城神社での月例合同練習会、よみうり文化センター、小・中・高校・大学での篠笛指導、
そして、私自身の舞台での経験から学んだことです。
CD録音は、「七笨調子七孔唄用」「六笨調子七孔古典調」の「蜻蛉(あきつ)」を用いていており、譜も
これに対応しております。[六孔古典調]の記載がある曲は、実際は「七笨調子六孔古典調」を用います。
目次
■はじめに
一、 並あしの笛(岸和田だんじり祭囃子)
二、 月に霞 森田玲 作曲
三、 京鹿子娘道成寺(長唄) 杵屋弥三郎 作曲
四、 和泉国の子守唄(泉州民謡) 森田玲 編曲
五、 うれしいひなまつり 河村光陽 作曲
六、 あんたがたどこさ(わらべ唄) 森田玲・坂口佐知 編曲 <二重奏〉
七、 淡輪盆踊り囃子(淡輪盆踊り囃子)
八、 淡輪盆踊り唄(淡輪民謡) 森田玲・坂口佐知 編曲 <二重奏〉
九、 清めの笛(伊勢大神楽) 山本勘太夫組
十、 起こしの笛(伊勢大神楽) 山本勘太夫組
十一、四方の舞(伊勢大神楽) 山本勘太夫組
(付属CDには、さらに「秋の音」「岸城神社氏子各町地車清祓式」「箕土路町地車新調記念式典」の当日録音が収録されています。)
■音を練るための留意事項
■親指位置を決定する
■右小指、右親指、唇の三点で笛を安定させる
■左手の親指で音色を調整する
■指を高く上げる
■唇で練る音と喉で練る音
■唇の形を変えずに一曲を通す
■笛の空間座標を固定する
■息を出す前に口を閉じる
■唇で音を感じる
■露切り法度
■ドレミ調・みさと笛法度
■口笛法度
■本番一日前練習法度
■篠笛譜の読み方
■運指表
■参考文献
■あとがき
譜面とともに曲の説明、演奏上の注意点を詳細に解説。
音と練るための留意事項を挿絵を用いて紹介。
付属CDの音はこちらから
練習用篠笛譜 其の弐 CD「清めの笛」対応
平成十六年一月一日 初版
企画・製作 民の謡
著 森田玲(民の謡代表・篠笛奏者)
篠笛 森田玲 (民の謡代表・篠笛奏者)
篠笛・小太鼓 坂口佐知(民の謡・篠笛奏者)
大太鼓 土居扶実(和太鼓奏者)
協力 山本勘太夫 (伊勢大神楽講社太夫)
伊藤四郎[森蔵](元伊勢大神楽講社太夫)
吉住小代君 (長唄吉住会)
青木正勝 (久米田寺華厳院住職)
坂原知行 (淡輪連中)
阿部栄子 (和泉国の語部)
挿絵 六覺千手
題字 山名正志
録音・編集・マスタリング 中田宏(Sound Lab Nakata)