よくある質問
毎日、生徒をはじめ、多くの方から質問が寄せられております。主な質問を抜粋しました。
下記に未掲載のご質問はメールあるいは掲示板まで、お気軽にお問合せください。
| お稽古・教材等に関する質問 |
| ■笛を吹くのは初めてですが、どのような教材を購入すればよろしいですか? |
| 「民の謡」では、『篠笛独習教材一式(イ)』をおすすめしております。練習用篠笛1管、教本2冊、CD2枚が含まれており、この2冊をしっかりと吹けるようになれば、日本各地の旋律を吹くことができる基礎が身に付きます。詳細は、こちらをご覧ください。 |
| ■初心者向けの竹の笛はありますか? |
| ■独学は可能ですか? |
| 私は技術的な面では独学(各地の古典曲の旋律に関しては、さまざまな地域の方々に教えていただきました)ですので、可能、と言いたいところですが、ほんのささいなことから、まったく音が出なく、断念してしまう方が多いようです。民の謡では「音を出す」>「指打ちをする」>「音を練る」と段階を踏んで指導していきます。「音」はまったく鳴らない人も、手直しをすれば30秒で鳴るようになります。ぜひ一度お稽古にいらしてください。お稽古の詳細はこちら。 |
| ■ぜひ習いに行きたいのですが、遠くてなかなか足を運べません。どうすればよろしいですか? |
| 関東や九州等、遠方からもこられていますが、それぞれ事情が異なるかと思います。『篠笛独習教材一式』を熟読し、CDを良く聴いてください。メール、掲示板での質問は24時間受け付けております。どんなささいな質問でもご連絡ください。苦労して編み出した音は、また味わい深いものになるはずです。 お稽古の回数は、人さまざまです。旅行、出張を兼ねて月に一度、年に一度、数年に一度来られる方もおられます。 |
| ■どんな人が習っていますか?年齢層、男女比、目的等 |
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現在約60名の生徒がいますが、中学生、高校生、大学生、10〜60代まで習いに来られています。男女比は男3、女7くらいです。中学〜大学生が各数名、10〜60代までまんべんなくといった感じです。目的は、趣味で篠笛を吹けるようになるため、太鼓と共演するため、地元も祭等でもっと良い音を出すため、学校の先生が授業で篠笛を活用するため等、さまざまです。 |
| ■練習場所はどうされてますか? |
| マンション住まいの方等、生徒さんの中に練習場所に苦労されている方も多いです。静かな場所で練習するのが良いですが、お奨めはできませんが、カラオケボックスという手もあります。また地域の公民館等は、比較的安く、市民ホールにあるような練習室も借りることができるようです。 |
| ■笛を吹くのに適した場所、そうでない場所がありますか? |
| 笛を吹くのに適した場所の絶対条件は、自分の笛の直接音が時間差なしに聴こえることです。日本家屋の座敷は畳や襖等が適度に笛の音を反射、吸収するのか、経験的にどこも吹きやすいです。逆に、とても吹けないという場所は、反射板の下りていないホール(音のずれが激しく自分の音がよくわからない)や海辺や川辺当、公園の真ん中等(自分の音がまったく返ってこない)です。ただし、上記のような場所でも、吹く位置や方向によって、吹き心地はがらっと変わりますので、さまざまな場所で試してみた上で判断してください。 |
| ■練習用篠笛譜で「六笨調子七孔古典調」と書いてある曲を「七笨調子七孔唄用」の笛で吹くことは可能ですか? |
| 音程の差と細かい音階の違いを気にせずに、一人で旋律を楽しむ程度でしたら可能です。ただし、一般的なわらべ唄や民謡等は、どの音程で吹くというのは決まっていませんが、古典曲に関しては、音程そのものが曲の性格を決定していますので、決まった調子の笛を用いる必要があります。 |
| 奏法に関する質問 |
| ■息が続かないのですがどうすればよいですか? ■肺活量はいりますか? |
| まず、一息で「595−0805 大阪府泉北郡忠岡町忠岡東2−8−19 民の謡 森田玲 昭和51年2月3日生まれ 趣味は篠笛・・・・」のように、郵便番号・住所・名前・・・・を大きな声で言ってみてください。おそらく最後まで言い切ることができたと思います。途中一瞬息が続かなくなりそうな時でも、クッと堪えることができたはずです。息が続かないというのは思い込みの場合が多いのです。普段と同様大声で喋るように吹いてみてください。 |
| ■それでも息が続きません。 |
| 息が笛の適切な位置にあたっていないと、一瞬で息を使い果たしてしまいます。無駄な息を使う人程、笛はそのままで、口先で息の方向を変える傾向がありますが、そうではなく、自然な息の方向の延長上に笛を持ってくるようにしてみてください。また、息を出しすぎている場合もあります。息をたくさん使って大きい音を出そうとするのではなく、少しの息でも大きく響かすことを心がけてください。 |
| ■吹いてる途中で音が擦れてきますが、安定して音を出すコツはありますか? |
| 曲の1行目は響いているようですので、その感覚を音だけではなく唇への息の当たり具合で常に監視しながら吹いてください。音が擦れる、音色が変わるということは、息の圧力や唇の形、喉の形が変化しているということです。息継ぎで体勢を立て直すようにしてください。『練習用篠笛譜 其の弐』を参照ください。 |
| ■同じ曲を2回連続で吹くだけで、だんだん疲れてきて後半には運指もにぶくなり音もかすれてきます。スタミナ不足を感じるのですが、これは単に練習不足でしょうか。あるいは有効な筋トレがあれば教えてください。 |
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運指も鈍くなるというのは、力が入りすぎかもしれません。お箸を持つ、パソコンを打つ筋力があれば、相当長時間笛を吹いていても指が動かなくなることはないかと思います。有効な筋トレは、実際に吹き続けることです。笛は、大層に考える程体力は必要ありません。無駄な力、無駄な呼吸があるだけですので、筋トレよりも工夫に重点を置いてください。 |
| ■私は音が出るようになって1年くらいになるのに、スーっと空気がもれるような雑音がずっと改善できないのですが、いつの日か綺麗な音になる時が来るのでしょうか? |
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2つの問題が考えられます。1つは持っている笛が自分に合っていない。2つ目は奏法に問題がある場合です。いずれにしても、一度お稽古に来ていただければ調整が可能だと思います。擦れは消すというよりも響きの成分を増幅させて、擦れを目立たなくする方向で調整してみてください。 |
| ■歯並びが悪ければ音が出にくいですか? ■歯並びが悪いのですが、笛の音が安定しないのはそのせいもありますか? |
| 歯並びによって息の方向は違ってくるかと思います。その人の歯並びに合わせた奏法をとれば、多少の歯並びの乱れは影響しないと思います。お稽古に来ていただければ調整が可能です。 |
| ■入れ歯になっても笛は吹けるでしょうか? |
| 入れ歯でないのでわかりませんが、原理的には問題ないはずです。 |
| ■体力はいりますか? |
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笛を響かせるコツを掴むことができれば、走りこみ等をする程の体力は要りません。しかし、体を動かさないと、体か硬くなり、全体にだるくなります。そうなると気持ちの良い呼吸はできません。毎日の柔軟等により、日常生活で疲れが溜っていない状態を保っていただければ、良い音は出ます。 |
| ■6→5→3→2と音を出した時に、3で音が出にくいのですが、どうすれば良いでしょうか? |
| 呼吸や喉の形を変えることなしに、運指だけ変えても音は出なかったり裏返るだけです。その運指に適した呼吸と喉の形を見つけてください。詳細は『練習用篠笛譜 其の弐』をご覧下さい。また、3、2については、単に、左手の指がしっかりと押えられていないだけのこともありますので、注意してみてください。 |
| ■1の音が出にくいのですが、コツはありますか? |
| 「1」の音は甲音ですが、無理をすると雑音が目立ちます。唇ではなく喉で響かせるように心掛けてください。響きやすい「3」から「2」「1」と音を濁さずに落としていく練習をしてみてください。また、指孔をしっかり押さえきれておらず、息が漏れている場合もあります。詳しくは、『練習用篠笛譜 其の弐』を参照ください。 |
| ■歩いたり、踊ったりしながら笛を吹くときに口の位置がずれないようにするにはどうしたらよいでしょうか? |
| まず、静止した状態で、しっかりと良い音色を続けることができているでしょうか?その上で、動く場合は常に「平行移動」を心掛けてください。また、動きが伴う限りずれない方法はないので、いつも以上に「音を練らない」こと、つまり「棒読み気味」の太い音で、多少唇の位置がずれても音色の変化が少ないようにしてください。 |
| 楽器に関する質問 |
| ■なぜ篠竹を使うのですか? |
| 管が細く、人間が息を吹き込み、音を鳴らす楽器として適当であり、また、節と節の間隔が広く、節をくり貫く必要がないので、特別な加工をしなくても良いから、と考えられます。 |
| ■篠竹って普通の竹と違うのですか? |
| 普通の竹といえば普通の竹ですが、管が細く節間の長いメダケです。(メダケ:ササ・タケ類の中の1つの属。)シノダケ・シノ・コマイダケなど全国的に方言があり、篠笛や釣竿としても利用されます。和名は女竹、学名はPleioblastus. simoniです。 |
| ■篠笛と西洋の笛との違いは? |
| 音が鳴る原理に違いはありません。世界各地にはさまざまな材質(竹、木、金属等)の横笛が存在し、調律方法も異なります。西洋で発達したフルート等は、3オクターヴ、平均律の半音階全てよく響くように孔をあけますが、この孔の数・位置は人間の指で押さえることは出来ません。他の木管楽器と同様に、孔を人間の指ではなく、キイ(孔をふさぐ蓋の様なもの)でふさぎます。このキイを人間の指で操作できるよう、工夫してあります(古典的なフルートは、指孔を直接指でふさぐものもあります)。 |
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■篠笛に巻いている籐は何のためにあるのですか? |
| 装飾と補強のためです。その他、絹巻き、ビニール巻き等があります。 |
| ■篠笛の内側には何が塗装されているのですか? |
| 「本漆(天然)」「合成漆」「塗り無し」の笛があります。 |
| ■なぜ篠笛の内側には塗装をするのですか? |
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息を吹きこむことにより、露、唾液などが管内に溜り、管の内径が変化したり、割れたりすることがあります。内壁に漆を塗るのは、これらの水分等が竹に染み込まないようにすることが一番の目的です。また、吹
き込んだ息の通りを良くし、響きを良くします。
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| ■漆によって音は変わりますか? |
| 漆にもさまざまな種類があり、経験的には音色に差があるように思います。また、塗りの回数、伸ばし方等によっても音色は変化するようです。漆のほかにも、「カシュー漆」の笛もありますが、こちらは明らかな差があります。「本漆」の響きに比べて、「カシュー漆」の音は抜けが悪く、軽めの音になるように思います。 |
| 楽器の手入れ、その他 |
| ■竹の笛が割れたらどうすればよいですか? |
| ヒビが入ったくらいですと、大抵の場合は修復可能です。割れがひどくならないうちに、早めにご連絡ください。大切な笛の収納には「笛の筒(桜)」がお奨めです。 |
| 参考文献(より詳しく知りたい方のために) |
| 日本音楽大事典 平野健次 他 [平凡社] 1989 邦楽百科辞典−雅楽から民謡まで 吉川英史 [音楽之友社]1984 黒美寿 五世福原百之助 [黒美寿研究会] 1983 横笛の魅力 六世福原百之助 [出版芸術社] 1990 横笛と私 六世福原百之助 [出版芸術社] 1994 笛−その藝術と科学 田邊尚雄 [わんや書房] 1947 |
| 以下、まとまり次第追加していきます。 |